こんにちは、yumekiです。
書名:「好きなこと」だけして生きていく。
著者:心屋仁之助
※手段と目的を間違ってはいけない
で、テニスを考えてみます!
本文
引用P.102
僕たちがよく陥る罠は、手段と目的を間違えてしまうことです。
家族を幸せにしたいから働いているのに、いつの間にか働くことに一生懸命になりすぎて、家族を犠牲にしてしまう。
手段と目的を間違えて、手段ばかりに一生懸命になるあまり、本当の目的を忘れてしまわないようにしてください。
テニスで考えてみると…
『試合に勝つこと』
を目的にしていて、そのために様々なショットの習得を目指して練習していたはずなのに、いつの間にか
『ショットの習得』
が目的になっていたなんてことありませんか?
ショットの習得が目的になっていればまだいいものの、ショットを”気持ちよく”打つことが目的になってしまうことも…
試合で勝つには色々なショットを習得するのはもちろんのこと、その使い所や組立が大事なのに、相手のことや試合の状況を考えずに”気持ちよく”打っていてもなかなか勝てませんよね(^^;)
『試合に勝つこと』を目的としているならば、その事を忘れずに練習していく必要がありますね。
あくまでも目的は『試合に勝つこと』であり、ショットの習得やショットの使い所や組立を考え実践する事はその手段なんです。
ショットを”気持ちよく”打つことも、テンション上げるには効果的だし、手段の1つではあります。
でも、そもそもテニスを始めた目的はなんでしょうか?
“楽しいから”という方も多いのではないでしょうか?
私も楽しいからテニスをやっています(^^)
で、勝つと更に楽しいから『試合に勝つこと』を目的にしています。
と、いうことはそもそもは楽しむことを目的にしているのですから、楽しむことが第一であって、『試合に勝つこと』はその次。
試合に勝つために楽しくない練習をするのはちょっと違うのかなと思います。
まあ、テニスをやっててつまらない練習なんてないので、これは私には当てはまりませんが(^^;)、
あまり試合に勝つことばかりにストイックになりすぎると本来の目的である”楽しむこと”を忘れていることになりますね。
楽しみながら練習して上手くなって、試合に勝って更に楽しくなる♪というのが最高のスパイラルですね。
実際、楽しみながらやった方が身になることも多いと思いますし、長続きしますよね。
目的と手段をしっかり考えて、目的を達成したいですね。
お読みいただきありがとうございました。この記事があなたのテニスの気づきやきっかけになったら嬉しいです。