こんにちは、yumekiです。
書名:ポジティブの教科書
著者:武田 双雲
自分の思い込みを疑う
で、テニスを考えてみます!
本文
引用P.44
つまり思い込みというのはA+B=Cと無理やり方程式を決めつけているわけです。
■「体が細いし、パワーもない。だからメジャーリーガーになれるわけがない」→そんな方程式をイチロー選手は出しません。
(中略)
才能がないからと言って何もしない人は、才能があっても何もできない。
センスがないからと言って何もしない人は、センスがあっても何もできない。
環境に恵まれないからと言って何もしない人は、環境に恵まれても何もできない。
予算が少ないから、上司がわかってくれないから、親がわかってくれないから、もう年だから…できない理由を見つけては、「ほらね。言った通りでしょう」って、なぜか本人が勝ち誇るみたいなことありますよね。「なぜ無理なのか」を必死にプレゼンしても何の意味もありませんよね。
そういう思考にならないためにはどうしたらいいでしょう。
逆に「どうしたらできるのか」という質問を自分になげかけるのです。
「お金がないからできない」→「お金がないからこそできること」といった思考に変えるだけで、行動も結果も大幅に変わります。
テニスで考えてみると…
- 才能がないから…
- センスがないから…
- もう年だから…
というのは、テニスやってる人の定番の言い訳になっていませんかね?(^^;)
皆さんも何度も聞いた事あるんじゃないでしょうか?
それとも、私の周りだけでしょうか…
大会の決勝戦とか見ていて、上手な若いコーチが綺麗なボレーを決めたりすると、
「彼はセンスがあるからできるんだ」
「自分は年だしああいうのはもう無理、目指せない」
「自分は才能がないからレベルが違いすぎて参考にすらならない」
とか、言っている人が多いです。
本当にそうでしょうか?
やってみたらできるかもしれないのに、先に言い訳してトライすらしていないのではないでしょうか?
または、得手不得手もあるので同じショットを同じようにすぐには打てないかもしれませんが、努力すれば打てるようになるかもしれないんじゃないですか?
自分が見て感心している選手と対等に戦えるところまでは工夫次第でいけないでしょうか?
私は負けず嫌いだからなのか、もしくは楽観的なのかもしれませんが、このような声を聞くと
「センス(才能)あったらここにいないでもっと上の大会に出てるんじゃない?」
と思ってしまいます(^◇^;)
そして、「真似出来そうなところは真似して」みたり、「もし自分が対戦したらああいう風に攻める」などと想像してみます。
若い頃からテニスしていれば、確かにそのメリットはあるのは間違いないと思います。
道具を使うスポーツでは”慣れ”が大事な要素だからです。
ただし、それも手が届かないのは、それこそ小さい頃からやっていてセンスや才能のあるプロとかだいぶ上のレベルの話であって、草大会や市区民大会、都道府県レベルの大会に出てる相手ならばやりようはあるんではないかと私は考えています。
ちょっと発展させた?解釈
「〜だからできない」を「〜だからこそできる」といった思考に変える
という点ですが、試合中の考え方にも反映させたら面白そうですね。
- リードしているからこそできる事
- リードされているからこそできる事
- 競っているからこそできる事
- 相手が強いからこそできる事
- 自分(相手)の2ndサーブだからこそできる事
- 0-40だからこそできる事
- 40-0だからこそできる事
などなど…
場面場面で考えてショットや作戦を考えていけたら、もっともっと強くなれそうじゃないですか!?
まとめ
思い込みをやめてトライすれば、想像していたよりももっと上の結果を手に入れられるかもしれません。
諦めるのはやってみてからでも遅くはないですよね。
私も自分で勝手に諦めてしまっている事が多々あるので、これからは常に「〜だからこそできる」と考えるようにしていきます!
お読みいただきありがとうございました。この記事があなたのテニスの気づきやきっかけになったら嬉しいです。