フォアハンドストロークでのスピンの感覚

こんにちは、yumekiです。

あなたはフォアハンドストロークでスピンをかけられますか?

スポンサーリンク
投稿本文(h2)

スピンをかけられるようになるまで

既にかけられる方にとっては何でもないことかもしれませんが、かけたいと思っているのにまだかけられない方にとっては難しいですよね~。

コーチや仲間から色々なアドバイスもらってやってみてもなかなか上手くいかない。私もそうでした。

「スピンかけたい!スピンかけたい!」

と思いながら実際にかかるようになるまで、年単位の時間がかかりました。

今日はその時に私が感じたことを書かせていただきます。

試合に出始めてからしばらくたった頃、ある男子ダブルスの草大会に出た時の事です。

自分達は予選リーグ敗退で早々に終わってしまったのですが、最後まで残って決勝戦まで見ていました。

勝ち進んでる全てのペアは当時の自分よりはるかに上手い人ばかりだったので、

「すげー、すげー」

と感心してばかりだったのですが、特に決勝戦でボレボレーの展開から短くなった球を1度落としてトップスピンをたくさんかけたストロークでショートクロスに決めるという場面があり、当時の私には衝撃的でした。

ペアと更衣室で着替えながら

「あんな球、打てるようになったらテニスもっと楽しいんだろうね~。でも、きっと無理だよね~。」

なんて話していたら、優勝したその球を打った方がそばにいて、

「トップスピン覚えれば誰でも打てますよ。やる気満々のあなたならきっと1年後にもっと凄い球打ってますよ。」

と言ってくれました。

その方は私達のプレーを見ていないと思うので、思いきりリップサービスだったんでしょうが、

「トップスピン覚えればあんな鋭角に打てるようになるかもしれないのか~」

と思い、必死になってトップスピン習得を目指しました。

「普通に考えてラケットを下から上に向かって振ればいいんだよな」

「グリップは厚い握りの方がかかりやすいみたいだぞ」

などなど自分で考えたりテニスの雑誌や本を読んで実践してみましたが、全然スピンがかからない…

当時通っていたスクールのコーチにも聞いてみましたが、言う事は私が得ていた情報とほぼ同じで、

「もっと上に振り上げて」

「ワイパースイングで」

「スピンかけること覚えるために薄く当ててみましょう」

などと一生懸命アドバイスしてくれましたが、

「スピンをかけている」

という実感は得られないままでした。

そんな時、当時参加していたサークルの練習で、上手い人がいわゆる「デカラケ」を使っていました。

気になったのでちょっと借りて打たせてもらったところ、なぜかスピンがかかる!

「ガットにボールがひっかかってスピンがかかっている」

という実感を初めて体験できたのです!

きっとラケットのフェイス面積が大きいのでガットの目が粗くてひっかかりやすかったんですね。

すぐに同じラケットを買い

「スピンをかけるスイング」

を練習しまくって感覚をつかんだら他のラケットでもかけられるようになりました。

間違って意識していたこと

また、一生懸命スピンをかけようとしていたけどかからなかった頃、

「ラケットを下から上に振り上げる」

と意識していたつもりだったんですが、実際は

「ボールがラケットに当たってから上に振り上げて」

いました。

「ボールが当たる前にラケットをボールより下にセットする」

ということを意識できていませんでした。

これを意識しだしたらとても自然にスピンをかけられるようになりました。

こういった勘違いを皆さんもしがちなのか、はたまた私だけなのか、わからないので私以外の方にも有用な情報なのかわかりませんが、ご参考まで。

トップスピンをかけたいけどまだかけられなくて悩んでいる方の参考になれば嬉しいのですが。

お読みいただきありがとうございました。この記事があなたのテニスの気づきやきっかけになったら嬉しいです。

スポンサーリンク
投稿本文(h2)
投稿本文(h2)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする