こんにちは、yumekiです。
「テニスの試合はダブルスしか出ない」
という方、けっこういらっしゃるんじゃないでしょうか?
そして、試合に出るのがダブルスだけだからダブルスの練習(試合形式)しかしないという方も多いのではないでしょうか。
特にサークルやスクールだけでしかテニスしていない方は、コート事情などもあり、練習でもシングルスをやる機会がなかなかないかと思います。
でも、シングルスの練習(試合形式)はダブルスの試合の役に立つことが多いです。
私はダブルスの試合にしか出ていない時期もありましたが、その時も練習でシングルスをやっていて大いに役に立ちました。
今日はその時のお話をします。
サーブの練習になる
ダブルスの練習(試合形式)だと4ゲームに1回しかまわってこない自分のサービスゲームが、シングルスの練習(試合形式)だと2ゲームに1回まわってきます。
同じ時間練習すると考えれば、単純に2倍サービスを打つことができます。
以前の記事にも書いたように、サービスは唯一相手の影響を受けずに自分から始められるショットであり、とても重要なショットであるにもかかわらず練習量が絶対的に足りていない方が多いです。
この効果だけでも、シングルスの練習(試合形式)をやる意味はあります!
レシーブの練習になる
サービス同様、同じ時間練習すると考えれば、ダブルスの2倍リターンを打つことになります。
しかも、ダブルスではフォアサイドかバックサイドどちらか1つのサイドになりますが、シングルスでは両サイド打つことになります。
前衛がいない分プレッシャーは少ないので、様々なパターン(角度をつけたり、ストレートに打ったり)のリターンを打つ練習にはもってこいです。
自分から打つ練習になる
ダブルスの試合形式だと、あわせるようなリターンを打って前にいくというパターンが多くなり、自分から(足を動かして)球をしっかり打ちにいくという場面が少なくなることがあります。
ダブルスでは相手の足元などコースを狙うこと、タイミング、自分のポジショニングによって、あわせるようなリターンで優位に試合をすすめることは可能ですが、シングルスであわせるような打ち方だけでストロークを打つと、相手のチャンスボールになってしまうことが多くなります。
そのため、シングルスの練習(試合形式)をすることにより、自分から打っていく練習になります。
ダブルスの試合でも、自分から打っていく必要がある場面というのはあります。
いざそのような状況になったとき、ふかしてしまったり、打ち急いでネットしてしまったりしないために、シングルスの練習(試合形式)は有効です。
まとめ
地域によってはコートの確保が難しかったり、2人で1面使うのでダブルスよりも費用がかかりますが、シングルスの練習(試合形式)はシングルスの練習になるのはもちろんの事、ダブルスの練習にもなります。
ぜひ練習に取り入れてみてください。
私はダブルスの試合前でも、練習が不足していると感じた時には、球数が打てるシングルス練習をやった方が効果的だと感じています。
お読みいただきありがとうございました。この記事があなたのテニスの気づきやきっかけになったら嬉しいです。